筆で塗装するならばコロコロ(ローラー)は絶対あると仕上がりが違います!
一番下の塗装のコツ!をご覧ください。
キットの材料のMDFまたはシナベニア等は、木材の性質上、温度や湿度で、変形(反り)が起こる可能性がございます。購入後は、なるべく早く組み立てるようにお願いします。特に塗装してから組み立てず放置していると塗料の水分で反ってくる場合がございますので、お早めに組み立て・塗装をお願いいたします。ベニヤ板の裏板の筋・シミ・ムラにつきましては合板の性質上につき、ご理解下さい。
板の周り・裏面の茶色い模様は、カット時に発生する松脂と焦げです。
組み立て後、薄い色の塗料(白等)で塗ると、カット断面から松脂が出て茶色くなる場合があります。
薄い色できれいに仕上げたい場合は、紙やすりで事前にこすって茶色分を落とすときれいに発色します。
やすりがけが苦手な方はヤニどめ下地を塗るとにじんできにくいので、ホームセンターでヤニ止め下地材を購入して塗るのも別の手です。
濃い茶色のステインやアイアン塗料で塗る場合はやすっても意味が無いんでやすりがけは不要です!!
↑(カット面の部分が上記のように松脂と焦げで茶色くなります。)
私たちはそのまま塗装しちゃうことがほとんどですが、すっきりした真っ白に仕上げたい!という方は、
紙やすりで削る or ヤニ止めを下地として塗る ことをおススメします♪
アイアン風を表現するのに必要な塗料は、「アイアンペイント」が、ほとんどのホームセンターに売っています。ネットでもアイアン塗料で検索すれば出てきます。きれいに塗ろうとしないで雑に筆で塗ったほうが鉄感が出ます! |
シナベニヤ材等の木目を生かしたい家具は、オイルステインでサッと塗るだけです。ニスでさらに光沢を付ける方も居ますが弊社の場合写真スタジオの家具なので撮影時照り返しが起こるニスはあまり使用しません。 水性塗料よりも非常に簡単に塗装出来ます。MDF材の家具ですと良い色合いにはならないので、MDF材の家具の場合は水性塗料で塗ることをお勧めします。 |
使用する刷毛等は何でもよいのですが、安すぎるものだと毛が抜けたりするのでご注意ください。 刷毛等で塗った後に、小さいローラーで最後にコロコロすると刷毛跡がなくなりプロっぽい仕上がりになるので おススメです。小さいローラは少し割高なのですが、仕上がりの違いが出るので持っていると大変便利です。 |
ほとんど製品が釘などを使わず、木工用ボンドで組み立てられるように制作していますが
扉の開閉があるものなどは、穴を開けるためのピンバイスやキリなどが必要になります。
また、よりフォルムを滑らかにしたい場合は紙やすりが必要になります。ちなみに私はやすりがけはめんどくさいから一切していません。
お客様から水性塗料等を制作前に全て用意したけど組み立てて塗ったほうが良いか?
先に塗ったほうが良いか?というお問合せを頂きました。
こちらのお客様は飾り棚をお買い上げいただいたお客様なので飾り棚の説明も御座いますが以下に記載しておきます。
==回答内容==
塗装の件ですが、飾り棚に関してですが、私は全部組み立てちゃってから塗っています。ただ正面飾りを貼りつけると、内側の手前側が塗りづらくなるので完成品の注文とか受けた際は、正面飾りの内側に当たる部分だけ塗装して乾燥している間に他の部分をすべて組み立てて、最後に正面飾りを貼りつけてから全体塗装しています。
塗装してから塗ると差し込み口が塗料で埋もれてしまい接着しづらくなるので基本私は組み立てちゃってから塗ってしまいます。
ただ飾り棚ではなくシナベニヤ材などを使用している木目感を出す家具とかの場合はボンドがステインやニスをはじいてしまうので(水性塗料は大丈夫です)ステイン等は水っぽいさらさらした液体でもあるので、この場合は先に塗って充分乾いてからボンドで組み立てます。
==↑ココ迄==
捕捉ですが一応。塗装してから松脂の茶色が染み出てきて気になって何度か塗ったというお客様のご意見が一度ありましたので、上部にはヤスリかけるといいよと書きましたが正直大変です!ヤスリめんどくさいっす!ですので私は納品する完成品制作の時は「ヤニ止め塗料」を塗って乾燥してから「水性塗料」を塗っています。もちろんこの場合は白とか薄い色の場合のみです。他の色で染み出てきたことはあまり無いので、濃いめの色の時はヤスリもヤニ止めもやりません。
とにかくラクして完成させたい!という方の為に、統べてカットしてガッチリピッタリハマるように設計しているので大変そう!と気構えず、ゆるっと制作してみてください♪
「のんびりしている。」「おっとりしている」「行動がゆっくりしている」と言われている人は、先に言おう!スプレーで塗る方がおススメです。市販の水性スプレーで、てかてかしたくない人は【つやけし】タイプの水性スプレーで塗りましょう!つや消しが売っていない場合は、塗装後透明のクリア(つやけし)で拭くとテカテカが落ち着きます。スプレー塗装はのコツは【がまん】です。せっかちさんは一気に塗りたくなります。ですがこちらのスプレー派はおっとりさん向きです。完成した家具をひっ繰り返し底面からスプレーをかけてしっかり乾いたら向きを変えて側面。乾いたら上部という風にガマン強く丁寧にやるときれいになります。とにかくせっかちはすぐ触るんで、スプレー塗装は乾くのに時間がかかるので少し生乾きだけどイイや…と触ったら一巻の終わりです。指紋が付きます!とにかく忍耐です!また、虫が多い田舎(うちの会社のように)はたまに虫がくっつくので気をつけてください。又風が強い時はへんな綿帽子みたいのが飛んできて付いたりする(これもうちの会社)のでご注意を。
「せっかち。」「ちゃかちゃかしている」と言われている人は、先に言おう!スプレーで塗る場合はせっかちすぎてついつい触ってやらかします。上記の手順を踏んで我慢強く塗装しましょう。
またせっかちさんは筆で塗る場合は、上手に塗るコツは、とにかくスピードが命です!「あぁここが変。ここが気になる…なんども何度も筆で塗り直すと分厚くなり仕上がりが悪くなります。まず下の写真のように、とにかく汚くてもいいんでだーーーーーっつと筆で塗ります。この時点ではめっちゃ汚いです。ですが一番最初に言ったように小さいコロコロローラーさえあれば8割がたリカバリできます!声を大にして言っておこう!コロコロ(ローラー)は最初ちょっと高いけれど買っておいたほうがイイ!これさえあれば何とでもなる!
さて、最初にとにかくスーパースピードで筆で塗りまくった後、ひたすら少しづつローラーに塗料をつけてコロコロコロコロします。小さいほうが小回りが利くので小さいのがおすすです。ディスプレィボードのような大判の物は大きいローラーでやったほうがきれいに仕上がりますので使い分けてください。コツは乾いてくると引っ付いてきて塗りづらくなり仕上がりが悪くなります。とにかくスピードです!まず一気に余すところなく塗ったあと、コロコロで急いで仕上げます!
コロコロやってれば写真のように筆跡もなくクールに仕上がります!!!